ペルーは、天然資源が豊富な国として知られ、さらに農業、水産業、鉱業、エネルギー産業が盛んな国です。
中南米の中でも、特に近年の経済成長が著しいことで注目されていますが、2009年のリーマンショックでどこの国もその影響を受ける中、ペルーは、2009年を含め2014年まで過去平均6%強の経済成長率を達成しています。こうした経済成長の背景には、これまでの資源関係の産業のほか、国内消費の伸び率が影響しています。人口分布を見ても若い世代層が厚いペルーでは、消費者向けの市場は拡大続けています。
日本との関係を見ると、APECをはじめとし、TPP協定交渉参加国であり、日本ペルー経済連携協定(EPA)を締結後は、両国間の強い経済連携が築かれてきました。
このように「市場」としても大変魅力あるペルーは、南米のハブになる国として、港湾、空港、道路などのインフラ設備を進めているため、ペルーでのビジネスチャンスは、そのほか周辺諸国への市場拡大にむけて足がかりになる注目されています。
そこで、今回の特別講演会では、まず、中小企業小規模経営者にむけた経営相談場所である「よろず支援拠点全国本部(独立行政法人中小企業基盤整備機構)」の地域支援ネットコーディネーターを務める、経営コンサルタントの角田光則氏に、海外におけるビジネス展開に向けてヒントになるお話しをいただいた後、エラルド・エスカラ駐日ペルー大使を講師にお招きし、最新のペルー経済事情について講演会を行います。講演会後は、懇親会を予定していますので、ぜひ皆さまのご参加をお待ちしております。
日時:2016年10月12日(水曜日)
場所:大宮清水園(埼玉県さいたま市大宮区東町2-204 最寄り駅JR大宮駅東口)
<講演会スケジュール>
講演会受付:17時半~
18時より「海外でのビジネス展開へのチャンスについて」
■講師 経営コンサルタント 角田光則氏
18時10分~18時50分 特別講演会「ペルー最新経済事情について」
■講師 エラルド・エスカラ駐日ペルー大使閣下
<懇親会>19時~20時半
<会費>おひとり様¥7000(当日会場にてお支払いください)
お申込先 清水園 FAX:048ー645ー4321 TEL:048ー643ー1234
講演会についてのお問合せ
埼玉県ペルー友好協会 / 事務局 担当:石山・福田
TEL:048-699-0156 Email: saitamaperu@gmail.com
◇申し込み用紙はこちらからダウンロードできます◇
4月7日の日本とペルー友好記念日に、埼玉県ペルー友好協会主催のイベント、「アンデス黄金郷クントゥル・ワシとペルー音楽の夕べ」が、開催されることになりました。
ご参加いただけるイベントは、埼玉県ペルー友好協会の顧問でもある、大貫良夫東京大学名誉教授による講演会とペルー音楽のチャリティーディナーショーです。
講演会では、ペルーの古代アンデス文明を解くカギとなる、クントゥル・ワシ遺跡の発掘者である大貫先生が、遺跡発掘の秘話や、クントゥル・ワシ遺跡を含む、ペルー北部の遺跡についてお話しくださいます。
また、チャリティーディナーショーでは、在日ペルー人音楽家によるペルー音楽をお楽しみいただけます。
チャリティーディナーショーの料金の一部は、クントゥル・ワシ博物館の運営のために寄付されます。
■「アンデス黄金郷クントゥル・ワシとペルー音楽の夕べ」
日時:2015年4月7日 17:30(受付)~
☆講演会18:00~ ☆チャリティーディナーショー19:00~
料金:講演会のみのご出席¥1000 ディナーショー(講演会の料金が含まれます)¥6000
場所:清水園(埼玉県さいたま市大宮区東町2-204)最寄り駅 JR大宮駅
<お申込み方法>
下記のメールフォームにて、お申込みいただけます。
お支払いは、銀行口座へのお振込をお願いしております。
<振込先>
武蔵野銀行大宮支店
普通1088010
埼玉県ペルー友好協会
<お問合わせ>
ご不明な点は、お手数ですがお電話にてお問合わせくださいませ。
埼玉県ペルー友好協会 担当:福田(090-4547-0785)
さいたま市は盆栽の街として、国内外で知られています。その大宮盆栽が、アンテナショップとなって、フランスのパリに出店するというニュースが届きました。
この大宮盆栽のアンテナショップを運営するのが、さいたま観光国際協会です。同協会の清水志摩子会長は、埼玉県ペルー友好協会の副会長も務めています。
その清水会長に、パリでのアンテナショップのことや、国際的に注目されている盆栽の魅力、そして埼玉の魅力を語っていただきました。
当日は、スペイン語のニュース配信メディアも取材に訪れており、「盆栽・埼玉」というキーワードが、今注目されているなと実感しました。
清水会長によると、パリのアンテナショップは期間限定で、ルーブル美術館やオペラ座に近い場所に開くということです。フランス人だけではなく、世界の観光客でにぎわう地域に、場所を借りきって、3月14日から22日の9日間開かれます。
これまでも、海外で盆栽展を開くなどしてきたそうですが、今回は、実際に松雪園の園主である、黒須輝夫さんが渡仏。日本の盆栽を知ってもらうために、剪定などの実演を披露します。また、2017年にさいたま市北区で開かれる「世界盆栽大会」のプロモーションもこの期間、行います。
ところで、さいたま市がなぜ盆栽の街になったのでしょうか。
それは、1923年に起きた関東大震災で被災した、都内の盆栽園の方たちが、水と環境のよい現在の地に移ってきたことから始まるそうです。
盆栽は、日本国内だけではなく、世界に愛好家がいると聞きます。ペルーや南米の各地には、大変に熱心な盆栽愛好家の方たちのクラブもあります。
そして、清水会長に埼玉の魅力をお尋ねすると、「埼玉は住んでよし、訪ねてよしの場所です」と語ります。
新幹線を使えば、国内のアクセスもよく、都心部からも訪れやすいところです。これからは滞在型で楽しめるような観光PRも積極的にしていきたいとお考えのようでした。
埼玉県ペルー協会としても、埼玉の魅力をペルーへ、そして南米へという気持ちで、大宮盆栽を広めていきたいと思います。