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大宮盆栽のアンテナシップが、期間限定でパリに

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1月
23

さいたま市は盆栽の街として、国内外で知られています。その大宮盆栽が、アンテナショップとなって、フランスのパリに出店するというニュースが届きました。

この大宮盆栽のアンテナショップを運営するのが、さいたま観光国際協会です。同協会の清水志摩子会長は、埼玉県ペルー友好協会の副会長も務めています。

その清水会長に、パリでのアンテナショップのことや、国際的に注目されている盆栽の魅力、そして埼玉の魅力を語っていただきました。

当日は、スペイン語のニュース配信メディアも取材に訪れており、「盆栽・埼玉」というキーワードが、今注目されているなと実感しました。

 

清水会長によると、パリのアンテナショップは期間限定で、ルーブル美術館やオペラ座に近い場所に開くということです。フランス人だけではなく、世界の観光客でにぎわう地域に、場所を借りきって、3月14日から22日の9日間開かれます。

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これまでも、海外で盆栽展を開くなどしてきたそうですが、今回は、実際に松雪園の園主である、黒須輝夫さんが渡仏。日本の盆栽を知ってもらうために、剪定などの実演を披露します。また、2017年にさいたま市北区で開かれる「世界盆栽大会」のプロモーションもこの期間、行います。

ところで、さいたま市がなぜ盆栽の街になったのでしょうか。

それは、1923年に起きた関東大震災で被災した、都内の盆栽園の方たちが、水と環境のよい現在の地に移ってきたことから始まるそうです。

盆栽は、日本国内だけではなく、世界に愛好家がいると聞きます。ペルーや南米の各地には、大変に熱心な盆栽愛好家の方たちのクラブもあります。

 

そして、清水会長に埼玉の魅力をお尋ねすると、「埼玉は住んでよし、訪ねてよしの場所です」と語ります。

新幹線を使えば、国内のアクセスもよく、都心部からも訪れやすいところです。これからは滞在型で楽しめるような観光PRも積極的にしていきたいとお考えのようでした。

 

埼玉県ペルー協会としても、埼玉の魅力をペルーへ、そして南米へという気持ちで、大宮盆栽を広めていきたいと思います。