アンデスのスーパーフードキヌア
この数年マテ茶やアサイーといった南米の食材がブームを呼んでいます。2013年に続き今年は大きくヒットしそうなのが「キヌア」。
キヌアは南米のアンデスを中心に作られている穀類。気候条件が厳しい土地でも収穫できる上に、抜群の栄養価があるため古くから「黄金の穀類」と呼ばれてきました。昨年は国際キヌア年だったこともあり、ペルーのウマラ大統領のナディーン夫人がキヌア大使を務めるなど、世界中に向けて積極的なPR活動が盛んでした。このところ、続けて日本のニュース番組等もも取り上げられていますが、ヘルシー志向の人たちを中心に、キヌアブームが起きているのは間違いありません。
スーパー・モデルのミランダ・カーもスタイル維持と健康のためにキヌアを積極的に取り入れていることから、女性の注目が高まったようです。
お米や小麦に比べて、タンパク質や鉄分、カルシウムも豊富。低カロリーで低糖質。さらに食物繊維が大変豊富なため、美肌やデトックス効果も期待できアンチエイジングフードとして普段の食事に取り入れられます。
キヌアの人気が高いのは、どんな調理でもおいしくいただけること。ペルーやボリビアでは、スープ・サラダなどに使われることが多いようですが、和食や中華にもよく合います。ひき肉の代わりに使ってお肉の摂取量を抑えながら、栄養価は維持できるので、生活習慣病を気にしている世代にもうれしい食材です。お米と一緒に炊くのもお勧めです。プチプチとした食感が、お米をよりおいしくしてくれます。
最近はキヌアのレシピ本が出版されるなど、キヌアブームが本格的になっているようですね。
◆キヌアのことをもっと知るためにお勧めのサイト キヌアまとめ
◆キヌアレシピ本